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<title>絵本ならべ</title>
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<modified>2008-07-21T17:32:38Z</modified>
<tagline>絵本を自由にならびかえて、好みの絵本を見つけることができるブログです。絵本のエントリーには、マッチするクラシック音楽が自動検出されるのも特徴です。絵本のランキングや、絵本英語のクイズ、絵本グッズなど絵本を楽しむためのサイトです。</tagline>
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<title>森はだれがつくったのだろう？</title>
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<summary type="text/plain">200年前、この場所を開拓した農夫一家が、どこかへ移っていってしまった。開けた緑の地に、風や小鳥が種をまき、太陽が暖め、雨がうるおした。２、３年後、大地はいろんな草で覆われ、春が来るたびに新しい植物が根をおろした。ブラックベリーが生え、小鳥たちがそれらを食べにやってきた。農夫一家が去ってから５年たった夏のこと、木の苗が育ちはじめた・・・。</summary>
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<![CDATA[<p>　マサチューセッツ州の森（広葉樹林）を舞台に、森がどのように成長し、どのように動物や植物が変化していくかを描いた絵本です。森の成長ぶりが手に取るように伝わってくるので、興味を絶やさずに読み進めることができます。イラストは白黒ですが、とても描写的で精密です。森に育っていく植物や、集まってくる動物たちについても詳細に説明されています。農夫一家によって何も無い緑の地に開拓された場所に、２、３年目には、タンポポ、アキノキリンソウ、ハコベ、綿毛のさやをもったミルクソウ、ブタクサ、花の真ん中が黒いオオハンゴンソウなどいろんな草が覆います。その後、コゴボウやノイバラが雑草の中に生え、しめっぽい草むらができあがります。そしてブラックベリーが生え、ウタスズメ、ボボリンク、ネコマネドリなどの小鳥がそれらを食べにやってきます・・・。その後も５年後、15年後、40年後、50年後、80年後、100年後、150年後、200年後と、どのように大きな森にまで育って、どんな生態系が出来上がっていくかを、無数の植物や動物の固有名詞をあげつつ、細かく描写していきます。最後のほうには、以前の農夫のように土地を開拓しようとはせず、森と共に暮らすために家を建てる人間が住み着くのも面白いです。大きくわけて森の成長には３段階あること、成長した森には５つの層があることなどが最後にまとめられおり、木の皮をはいではいけないなどの「森の中での規則」など課題もまとめられています。森は時間をかけて育った生き物の集まりであることが分かり、森を見る見方にも変化が生まれます。</p>]]>
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<title>ちいさなあかちゃん、こんにちは!　未熟児ってなあに</title>
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<modified>2008-07-07T14:16:24Z</modified>
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<summary type="text/plain">ロッテちゃんとタイスくんの家族にイザベルという妹が生まれました。赤ちゃんは普通ママのおなかの中で10ヶ月かかっておおきくなりますが、イザベルは３ヶ月も早く生まれてしまいました。とても小さかったから、そのまま保育器に入ることになりました・・・</summary>
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<![CDATA[<p>　未熟児について、子供たちにも分かりやすく描いた絵本です。オランダで20年以上前に出版された絵本ですが、日本では2007年3月に出版されています。ミッフィーで有名なオランダの絵本作家ディック・ブルーナによる数枚の挿絵と、数枚の写真をはさんで、主に文章で説明されています。主人公は未熟児のイザベルと、お姉ちゃんとお兄ちゃんにあたる、ロッテちゃんとタイスくんです。２人とも最初は楽しげで、みんなに赤ちゃんの誕生を知らせるカードを送ったりします。でも２人が病院でみたのは保育器に入って、ミルクを流し込むチューブが鼻に刺さっている小さなイザベルでした。しかも遠くから窓越しにしか見ることができません。次第に２人とも病院にいってもイザベルに近寄れないことに不満で、ふてくされてしまいます。でも病院の先生が中に入ってイザベルに会うことを許してくれます。イザベルや他の赤ちゃんたちを近くから体験することで、次第に未熟児に対する理解が深まっていきます。子供たちの視点を通して、未熟児のことをよく知り、受け入れていく様子が自然に描かれています。</p>]]>
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<title>げんきをだしてウィリアム</title>
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<modified>2008-06-21T10:58:14Z</modified>
<issued>2008-06-21T14:33:22Z</issued>
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<summary type="text/plain">ウイリアムは、自分がのろまで、ふとっちょで、かっこがわるいと思っています。おもてに出たくないのでずっとおうちにいます。お友達が遊びに誘いに来ても、あわててカーテンの中に隠れます。でもおなかがすくと、こっそりと変装して森の赤い実を食べに出かけます。ウイリアムが赤い実を食べていると、昼間誘いに来た友達が近寄ってきました・・・</summary>
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<![CDATA[<p>　自分の見た目に劣等感を持つくまの子が、友達の協力で前向きにがんばれるようになる姿を描いた絵本です。ウイリアムが悲しい夢を見て、ためいきをつきながら目覚める所から絵本は始まります。表情はいつも不安げで、鏡をみてさらに劣等感をつのらせます。誰にも見つからないように隠れ、家に引きこもって外に出ようとしません。でもある事件をきっかけに、友達に正直に劣等感を告白することになります。友達は一緒に悲しんでくれて、一緒にウイリアムのためにどうしたらよいかを考えてくれます。<br />
　ウイリアムは劣等感に悩んで、友達との接触を怖がり、ひきこもっています。ふとっていて、かっこがよくないことを、あらためて他者から指摘されることをとても怖がっている様子が伝わってきます。でも、本当は友達も優しくて、ふとっていることも正直に認めますが、一緒に悩みの克服にも力を貸してくれます。このような関係が友達との間に築くことができれば、とても素敵だと感じさせます。日本では劣等感がいじめを呼んでしまうこともあるので、このような素敵な関係を築くのはなかなか難しいかもしれません。いじめもほとんどなく、子供の頃から自立しているといわれるオランダならではの絵本なのかもしれません。</p>]]>
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<title>だいじょうぶくまくま</title>
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<modified>2008-06-08T15:05:25Z</modified>
<issued>2008-06-09T01:18:10Z</issued>
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<summary type="text/plain">こぐまのぬいぐるみくまくまは、一番のお友達マーイケのことを考えています。マーイケは病院に行ってから何日も帰ってこないので、くまくまはひとりぼっちです。マーイケは絵が好きだったので、くまくまはいつもマーイケが連れて行ってくれた原っぱの絵を描きました。そして、マーイケのいる病院へ向かうため、生まれてはじめて町へ出ました・・・。</summary>
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<![CDATA[<p>　くまのぬいぐるみが主人公です。くまのぬいぐるみの視点から描かれます。持ち主の女の子は病院に入院しています。家で待っているくまのぬいぐるみは、友達の女の子のことを想い、女の子のために絵を描きます。そして、その絵を渡すために、勇気を出して病院に行くことにします。途中でちょっとしたハプニングにも遭遇しますが、ちゃんと病院にまでたどりつくことができます。<br />
　このオランダの絵本は、とてもシンプルで洗練されています。ややこしい説明もイラスト表現もなく、心地よく読むことができます。物語が進むにつれて説明はなくなり、会話だけになっていきます。病院に向かうくまのぬいぐるみは、ページを開く右方向に向かって進んでいきます。一貫した方向性があるので、絵本に入り込みやすいのです。最後にくまのぬいぐるみが女の子に飛びつく（左向きに）イラストを、絵本全体が効果的に演出しています。日常的な些細な冒険ですが、そんな中にも様々な喜怒哀楽の感情が効果的に凝縮された絵本です。</p>]]>
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<title>おじいちゃんわすれないよ</title>
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<modified>2008-05-24T09:26:35Z</modified>
<issued>2008-05-24T04:01:22Z</issued>
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<summary type="text/plain">おじいちゃんのおそうしきの日、ヨーストはおじいちゃんのところから離れることができません。ひつぎの中に入ったおじいちゃんを見ると涙が出てきます。そんな様子を見たお母さんはおじいちゃんの赤いハンカチをヨーストに渡しました。ヨーストはおじいちゃんとすごした日々の楽しい思い出を思い出します・・・。</summary>
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<![CDATA[<p>　おじいちゃんの死を乗り越える男の子ヨーストの様子を描いたオランダの絵本です。おそうしきの日、おじいちゃんと海賊ごっこをしたり、砂浜で埋め合いっこをして遊んだ、数々の楽しい思い出がよみがえります。ヨーストはおそうしきの間、悲しい気持ちを乗り越えることができませんでした。そんな様子を見たお母さんは無理に忘れさせようとはせず、おじいちゃんの赤いハンカチをヨーストに渡します。<br />
　大好きな人がいなくなる体験は、子供にとっては受け入れがたいものです。この絵本では、つらい気持ちを忠実に描くことによって、逆に同じような体験をした子供たちの気持ちを整理させる手助けをしたり、死を受け入れる準備を促してくれるのだと思います。お母さんの手助けはあったとしても、最後には自分なりにおじいさんの死と向き合って、乗り越える方法を見つけるしかありません。<br />
　この絵本はオランダの作家による作品で、オランダの雰囲気そのままに翻訳されています。オランダ絵本の翻訳を手がける野坂悦子さんによるあとがき「オランダの匂い」では、この絵本に出てくるさまざまなオランダの文化や情景について簡単に解説されています。絵本は異国の文化に触れることのできるよいツールであることが分かります。文化の違いはあるにせよ、大切な人を思う気持ちは世界共通であることもわかります。</p>

<p>これまで紹介した死をテーマにした絵本<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/188.php'>『Badger's Parting Gifts』</a>： 死についての定番絵本『わすれられないおくりもの』の洋書版<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/344.php'>『「死」って、なに？　かんがえよう、命のたいせつさ』</a>： 死について様々な角度から考える絵本<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/399.php'>『おじいちゃんがおばけになったわけ』</a>： 男の子がおじいちゃんの死を受け入れるまで<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/531.php'>『ジェニー・エンジェル』</a>： 弟の死をなかなか受け入れることのできないお姉さんの話<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/68.php'>『悲しい本』</a>： 息子をなくした父の悲痛な叫びの絵本<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/137.php'>『ぼくはねこのバーニーがだいすきだった』</a>： 飼い猫との死別<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/138.php'>『ずーっと ずっと だいすきだよ』</a>： 飼い犬との死別<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/333.php'>『いぬはてんごくで…』</a>： 飼い犬の死と天国<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/559.php'>『だいじょうぶだよ、ゾウさん』</a>： 親しいゾウの死を受け入れるネズミの話<br />
</p>]]>
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<title>チンチンでんしゃのはしるまち</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/564.php" />
<modified>2008-05-10T09:03:52Z</modified>
<issued>2008-05-10T14:41:52Z</issued>
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<created>2008-05-10T14:41:52Z</created>
<summary type="text/plain">朝の６時に車庫に停まっているチンチン電車に運転手さんが乗り込みます。運転手さんはライトをつけたり、パンタグラフをあげたり、ブレーキをかけてみたり、ドアを開け閉めしたりと、どこかに異常がないかと点検します。異常がないことが分かると、今日の始発電車の出発です。チンチン電車はゆっくり走り出します・・・。</summary>
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<![CDATA[<p>　長崎のチンチン電車（路面電車）に焦点をあてた楽しい絵本です。また暗いうちから車両の点検をする運転手さんの姿から始まります。始発がそばを通る市場にはすでに人や車がたくさん集まって、魚や野菜を仕入れています。その後は、朝の通勤する人々のシーンや、昼には買い物する女性や長崎の旅行者のシーンなどが続きます。チンチン電車が様々な人々の生活と密着している様子が伝わります。<br />
　チンチン電車のよい所として分かるのが、「ステップが低いので小さい子供やお年寄りでも楽に乗り降りできる」ことや、「家の前が停留所」だったりすることや、「電車を降りた所がお店の前で買い物が楽」ということなどです。電車とバスを組み合わせたような良さが、この絵本からどんどん伝わってきます。また、家族からお昼のお弁当を受け取る運転手さんの様子や、２時間おきに休憩のために交代する運転手さんの様子など、運転手さんにもちゃんと目を向けています。<br />
　そして、チンチン電車がどうやってカーブするのかを、レールの仕組みを使って分かりやすく説明しています。これらの仕組みは一般の電車にもにも共通する知識として楽しめます。最後に、坂の多い長崎の冬に、雪でチンチン電車がすべらないように砂をまきながら走る特別なチンチン電車も登場します。<br />
　チンチン電車は普通の電車と違って、道路の上のレールを走るので、街中の景色に溶け込みます。チンチン電車は景色に溶け込むだけでなく、町に住む人々の生活にも溶け込んでいる様子がこの絵本から伝わってきます。チンチン電車が愛される理由がよく分かります。背表紙に長崎とチンチン電車の簡単な地図ものっているので、この絵本を持って、長崎へ旅行に行きたくなってしまいます。</p>

<p>→ <a href='http://www.fukuinkan.co.jp/detail_page/4-8340-1818-0.html' target='_blank'>福音館書店のこの絵本のページ</a><br />
→ <a href='http://www.naga-den.com/' target='_blank'>長崎電気軌道　チンチン電車（路面電車）のページ</a></p>]]>
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<title>わにわにのおふろ</title>
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<modified>2008-04-13T07:35:23Z</modified>
<issued>2008-04-13T07:16:45Z</issued>
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<created>2008-04-13T07:16:45Z</created>
<summary type="text/plain">お風呂が大好きなわにわにが、お風呂場に入ってきました。きゅるりきゅるりと蛇口をひねり、じゃばじゃばお湯をためて、おもちゃをお湯に浮かべます。そして、お風呂によじのぼり、「じょろろーん！」と飛び込みます。おもちゃで遊び、あぶくを飛ばし、シャワーをマイクに歌も歌います・・・。</summary>
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<![CDATA[<p>　不気味で怖いワニが、上機嫌にお風呂を楽しむ面白い絵本です。木版画の渋めの色使いで描かれた、リアルに怖いワニが主人公です。迫力満点のワニがお風呂場に入ってくる姿は、何か恐ろしい出来事が起こることを想像させます。ところが、主人公のワニは、ただお風呂が好きな、マイペースで無表情なワニでした。きちんと蛇口をひねって、お湯をためることもできます。ロボットやアヒルやカエルのおもちゃをお湯に浮かべ、おもいっきりお湯に飛び込みます。泡で遊んだり、シャワーをマイクにして歌ったりします。見た目は怖いのに、やっていることは人間の子供たちと同じです。ワニが登場したシーンの緊張感と、その後の行動や仕草とのギャップが、大きな「おかしさ」を生み出しています。子供たちの固定観念を崩して、自由な発想力を生みだすのに役立ちそうな絵本です。<br />
　出版社の福音館書店のホームページに、この絵本作成の経緯として、「作者の小風さんは、ある日テレビで”伊豆のバナナワニ園でワニの引っ越しがありました”というニュースを見聞きし、数日後、早速バナナワニ園へ。そこで間近に見たワニにいたく感動し、この『わにわにのおふろ』が生まれました。」と書かれています。山口マオさんによるシュールなワニのイラストがどうやって選ばれ、このような絶妙のマッチングが生まれたのか、その経緯も気になるところです。月刊絵本「こどものとも年少版」で発表され、読者の大きな反響によって独立して絵本化されたそうですが、絵本としても無駄のない最高の仕上がりです。多彩な擬音を駆使したリズムのよい文章もとても魅力的です。</p>

<p>「わにわにのおふろ」シリーズ<br />
→<a href='http://www.ehon-narabe.com/Search.php?q=%A4%EF%A4%CB%A4%EF%A4%CB%A1%A1%BE%AE%C9%F7+%A4%B5%A4%C1&sel=2&opt=&cat=Blended' target='_blank'>「わにわにのおふろ」シリーズ</a></p>

<p>→<a href='http://www.fukuinkan.co.jp/campaign/waniwani/' target='_blank'>わにわにのおふろ　出版社の特集のページ</a><br />
</p>]]>
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<title>まほうの夏</title>
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<modified>2008-04-06T04:14:19Z</modified>
<issued>2008-04-06T13:56:07Z</issued>
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<created>2008-04-06T13:56:07Z</created>
<summary type="text/plain">夏休みにぼくと弟はお母さんの田舎に行くことになった。田舎の子供たちと友達になって森や川で虫取りをしたり、海水浴に行ってとっても大きな夕日を見たり、200匹もイワシをつったりと、都会の夏休みにはない楽しい遊びばかり。ごはんもいっぱいたべるようになったし、朝はだれよりもはやく起きてしまうし、せんこう花火も前よりずっと長く持っていられるようになった・・・。</summary>
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<![CDATA[<p>　小学生の兄弟がお母さんの田舎に遊びに行って、思う存分田舎の遊びを楽しむお話です。兄弟は東京に住んでいます。東京の夏休みは熱いし、いつも学校のプールとゲームと麦茶、それとポテトチップスの毎日の繰り返しです。両親はいつも仕事にでかけているし、何か面白いことないかなと思う毎日でした。都会の子供達にありがちな光景のような気がします。そんな時、田舎のおじさんから来た手紙をきっかけに、田舎で夏休みを過ごすことになりました。田舎の子供達は真っ黒だし、体力もあって元気だし、都会の自分達とは大違いです。遊び方もまったく違って、森や川で虫取りしたり、木に登ったり、泥だらけになったりしても平気です。ご飯もおいしいし、海水浴に行って遊んだら夕日はきれいだし、大雨に降られても何か気持ちが良いのです。都会にはない遊びが豊富で、朝も一番に起きてしまいます。<br />
　都会の子供達にとってはうらやましい夏休みのお話です。特に男の子達は田舎にあこがれてしまうかもしれません。改めて子供達に必要な本来の遊びの姿を思い出せてくれます。<br />
　この絵本に登場する兄弟が登場する別の絵本として、冬を舞台にした『雪のかえりみち』があります。『まほうの夏』のほうは主人公は兄のほうですが、『雪のかえりみち』のほうは弟が主人公です。『まほうの夏』のには特に兄弟の年齢について書かれていませんが、『雪のかえりみち』では兄は小学４年生で弟は小学１年生という設定になっています。内容は、都会に久しぶりに雪が降った日のわくわくした気持ちと、雪の中一人で帰宅しなくてはいけない心細さと、都会にも優しい人がいっぱいて弟を助けてくれる様子を描いています。</p>

<p>冬バージョン → <a href='http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ASIN=4265034586&tag=ehonnarabe-22&lcode=xm2&cID=2025&ccmID=165953&location=/o/ASIN/4265034586%3FSubscriptionId=1BZ70VTEGSKBJMP75Z02/ref=nosim' target='_blank'>『雪のかえりみち』</a><br />
</p>]]>
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<title>はちうえはぼくにまかせて</title>
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<modified>2008-03-29T03:08:48Z</modified>
<issued>2008-03-28T15:29:49Z</issued>
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<created>2008-03-28T15:29:49Z</created>
<summary type="text/plain">トミーは夏休みにどこにもいきません。お父さんは夏休みにどこへもいかないかわりに、何でも好きなことをやっていいといいます。そこでトミーは、夏休みに旅行する近所の人達のために、鉢植えの世話をすることにしました。預かり代は、１個で１日２セントです。鉢植えをたくさん預かってきちんと世話を続けたので、２週間もすると、家の中はジャングルのようになってしまいました。そうすると、家のなかでも、森へピクニックに出かけているような楽しい気分です・・・。</summary>
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<![CDATA[<p>　『どろんこハリー』のシリーズえ有名な、ジーン・ジオンとマーガレット・ブロイ・グレアムの夫婦が作った1959年出版の作品です。英語のオリジナルタイトルは「The Plant Sitter」です。ベビーシッターでも、ペットシッターでもなく、プラントシッター（Plant sitter）というタイトルからも分かるように、男の子が「鉢植えの面倒をみる」という、ちょっと変わった絵本です。そして『どろんこハリー』に通じるような、茶目っ気たっぷりなお話です。<br />
　主人公のトミーはマイペースでかしこい男の子です。お父さんが夏休みにどこにも連れて行ってくれないので、夏休みでも家にいることを利用して、近所中の鉢植えを預かり一儲けしようとします。家の中でも世話を始めたので、家は鉢植えだらけで、テレビを見ていてもジャングルの奥にいるようだし、お風呂に入っていても小さなみずうみで泳いでいるようでわくわくします。でも、いいことばかりではありません。お父さんは家が植物だらけになったことに文句を言うし、鉢植えも順調に育ちすぎて、家を壊すほど育ってしまう夢にうなされるほどになります。でも、もともと一儲けを考えるトミーだけあって、この不安をすぐに解決しようと実行に移し、かたっぱしから本を読んで植物の研究をはじめ、道具を買ってきて丹念に手入れを始めます。最後はもちろんハッピーエンドで、預けたときよりきれいになった鉢植えを見て、近所のお客様達も皆満足して鉢植えを持って帰りました。<br />
　鉢植えという地味な素材を、ここまでわくわくする冒険にしてしまえることが驚きです。</p>

<p>　→ 『<a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/122.php'>どろんこハリー</a>』エントリー</p>]]>
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<title>花さき山</title>
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<modified>2008-03-20T14:03:20Z</modified>
<issued>2008-03-20T10:41:27Z</issued>
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<created>2008-03-20T10:41:27Z</created>
<summary type="text/plain">十歳の女の子が、祭りのごちそうのために山菜を取りに出かけ、山の奥に迷い込んでしまいました。女の子はその山に住む山ンばに出会いますが、しっかりものなのでこわがりません。そんな女の子に山ンばは、山にどうしてこんなにきれいな花が咲いているのかの理由を教えます。これらの花は、人間がやさしいことを一つすると、そのやさしさに対して一つ咲いていたのでした。女の子の足元に咲いている花は、昨日、その女の子がさかせた花でした・・・。</summary>
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<dc:subject>01Japanese-JapaneseAuthor</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　「よいことをすると山に花が咲く」、民話の形を借りた物語で、子供達に善行を教える絵本です。「つらいのをしんぼうして、自分のことより人のことを思って、涙をいっぱいためてしんぼうすると、そのやさしさと、けなげさが、こうして、花になって咲き出すのだ・・・」と、山ンばは言います。また、自分の命を犠牲にするほどの大きな善行をすると、１つの山が生まれると言います。<br />
　よいことをしても、我慢しても、ただつらいだけです。なぜ我慢しなくてはいけないのか、誰も教えてくれません。山ンばが言うには、よいことをすると、山に一つきれいな花が咲きます。でもそれだけで、それ以上のみかえりはまったくありません。それでも、この絵本を読むと、それがとてもすてきなことだと思わせてくれます。大人は誰も山ンばの話を本気にはしませんが、女の子は山ンばに出会ってから、つらいことがあっても「いま花さき山で、おらの花がさいているな」と思うことができるようになります。<br />
　自己主張しないと生き残れないと信じられているこの時代には、犠牲や我慢をすすめるようなこの絵本は賛否両論なのかもしれません。考え方が古いと考える人もいるかもしれません。でも、著者はそのような時代の風潮を感じ取って、警鐘を鳴らしているようです。著者のあとがきには、「日本の人民は、自分たちをおさえつけていたものをとりのぞかれて、自分を一杯に生きる自由の喜びの中から戦後の歴史を始めました。一杯に自分のために生きたい命を、みんなのためにささげることこそが、自分を更に最高に生かすことだ、と信じてその道を歩きはじめた人々がおおぜい出てきました。花さき山は、そういう人々への賛歌です。」と書かれています。他人のことを考えず自由に生きようとする傾向は、残念ながらより強まっていますが、その傾向が強まるほどこの絵本の存在は重要になってくるのかもしれません。<br />
　絵本のイラストは、白黒のコントラストがはっきりした木版画で描かれています。線が太く、昔話風の力強さを感じさせます。その中に、カラフルな色が添えられており、大変印象的で美しい色使いです。また、背景が真っ黒の夜のシーンと、背景が白の昼のシーンが、絵本全体に変化を生み出しており、豊かな視覚体験を受けることができます。</p>]]>
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<title>でも すきだよ、おばあちゃん</title>
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<modified>2008-03-09T06:13:51Z</modified>
<issued>2008-03-09T13:15:33Z</issued>
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<summary type="text/plain">ソフィーのおばあちゃんは、ショートケーキを作るのが上手だ。でも、ぼくのおばあちゃんはケーキをつくれないんだ。ジョンティのおばあちゃんは、毎週電車にのってサッカーを見に行く。でも、ぼくのおばあちゃんはサッカーを見に行くことはできないんだ。クレアのおばあちゃんは、庭の手入れをしたり草花を育てている。でも、ぼくのおばあちゃんは・・・。</summary>
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<dc:subject>02Japanese-WesternAuthor</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　認知症のおばあちゃんに焦点を当てためずらしいテーマの絵本です。主人公の男の子は自分の友達のおばあちゃんのことを思い出します。サッカーを応援しにくおばあちゃんや、庭の手入れの好きなおばあちゃん、ケーキ作りの上手なおばあちゃん、編み物の好きなおばあちゃん、絵の教室を開いているおばあちゃんなど、色んなおばあちゃんがいます。中にはもうおばあちゃんが亡くなっている友達もいます。でも男の子のおばあちゃんはそのどのパターンにもあたりませんでした。いつも窓の外をじっと見つめているだけの、ちょっとかわったおばあちゃんなのです。<br />
　この絵本の左のページには男の子が一人で考えているシーンが描かれ、右にはお友達の様々なおばあちゃんの姿が次々に描かれます。翻訳者のあとがきにも書かれているように、左の男の子のシーンだけ後でぱらぱら見返してみると、男の子が一人で考え事をしながらおばあちゃんの家に向かっていることに気づきます。９人の友達のおばあちゃんを思い出したあと、おばあちゃんの家に着くシーンになります。そして男の子は大好きなおばあちゃんにそっと寄り添います。<br />
　淡い水彩画によって描かれたイラストをながめるだけでも、男の子のおばあちゃんに対する愛情が伝わってきます。多くを語りすぎず、余韻の残る味のある絵本です。翻訳者が「高齢化社会の今の時代へのみごとな贈り物といえよう。私は深い感動をおぼえつつ、翻訳しました。」と書いていますが、それに納得させられます。</p>]]>
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<title>ねこの絵本</title>
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<modified>2008-03-01T12:07:15Z</modified>
<issued>2008-03-02T14:32:30Z</issued>
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<summary type="text/plain">生まれたばかりの子猫たちが、おかあさんのおちちを飲んで、あそんで、じゃれて、ぺろぺろお手入れして・・・かわいい子猫たちのしぐさを存分に楽しめる絵本</summary>
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<dc:subject>01Japanese-JapaneseAuthor</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　たくさんの子猫たちがじゃれあって、甘えて、けんかして、ごろごごろしてと、様々な愛らしい姿を見せます。自由にふるまう子猫たちが見開きいっぱいに描かれ、文字では「じゃれる　じゃれる」「なかよく　すやすや」などそれぞれ一言だけで表現されています。そのため、赤ちゃんでも読めるような分かりやすい内容です。イラストは子猫のしぐさをよくとらえていて、猫好きには特にたまらないはずです。子猫は日本のアニメにも近い表情をしていますが、1985年度のボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞するなど、国際的に見ても評価されているようです。</p>]]>
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<title>だいじょうぶだよ、ゾウさん</title>
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<modified>2008-02-17T04:21:05Z</modified>
<issued>2008-02-17T14:24:45Z</issued>
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<summary type="text/plain">おさないネズミと年老いたゾウが仲良く暮らしていました。一緒にいると心があかるくはずみました。でもゾウは長い人生で出会った懐かしい友達のように、自分もそろそろ遠いゾウの国に行く頃だと考えていました。あるときゾウはネズミと一緒にゾウの国のある森の近くまでやってきて、ネズミに自分ももうすぐその森に行くことを伝えました。でもネズミはゾウがいなくなるなんて考えたくもありませんでした・・・。</summary>
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<![CDATA[<p>　仲の良い年老いたゾウの死を次第に受け入れていく幼いネズミの様子が描かれています。親しい人の死は人間にとって最も受け入れ難い出来事です。小さい子供にとってはなおさら難しいことです。そのため、死を受け入れることをテーマにした絵本は数多くあります。この絵本も死を扱っており、作者本人の祖母との思い出を元に作られているようです。<br />
　ゾウは死ぬ時を悟ってゾウの墓に行くという話がありますが、この絵本のゾウも年を取っていて、そろそろゾウの国へ行くだろうと考えていました。一緒に暮らしている幼いネズミは、そのことを最初は受け入れられませんでした。ゾウは死を受け入れつつありましたが、ネズミは仲良しのゾウと別れることが許せません。でも次第に弱っていくゾウを見ているうちに、ネズミもゾウの言っている意味を少しずつ理解し、受け入れるようになっていきます。最後は、ゾウの森へと続く壊れていたつり橋をネズミが直すことで、ネズミもゾウがゾウの国に行きやすいように手助けをするのです。<br />
　ゾウやネズミなどの動物の姿を使ったお話ですが、作者が実際に体験した祖母との思い出がストレートに伝わってくるような絵本です。</p>

<p>これまで紹介した死をテーマにした絵本<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/188.php'>『Badger's Parting Gifts』</a>： 死についての定番絵本『わすれられないおくりもの』の洋書版<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/344.php'>『「死」って、なに？　かんがえよう、命のたいせつさ』</a>： 死について様々な角度から考える絵本<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/399.php'>『おじいちゃんがおばけになったわけ』</a>： 男の子がおじいちゃんの死を受け入れるまで<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/531.php'>『ジェニー・エンジェル』</a>： 弟の死をなかなか受け入れることのできないお姉さんの話<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/68.php'>『悲しい本』</a>： 息子をなくした父の悲痛な叫びの絵本<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/137.php'>『ぼくはねこのバーニーがだいすきだった』</a>： 飼い猫との死別<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/138.php'>『ずーっと ずっと だいすきだよ』</a>： 飼い犬との死別<br />
　→ <a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/333.php'>『いぬはてんごくで…』</a>： 飼い犬の死と天国</p>]]>
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<title>自殺うさぎの本　むやみに死んじゃううさぎたち</title>
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<modified>2008-02-10T00:23:43Z</modified>
<issued>2008-02-10T12:26:09Z</issued>
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<summary type="text/plain">ヤリ投げのヤリにささるウサギ、飛行機のエンジンに飛び込んで粉々になるウサギ、タバコを何十本も一度に吸うウサギ・・・あらゆる方法で死のうとするウサギの絵本。</summary>
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<![CDATA[<p>　イギリス人のアニメーション脚本家によるブラックユーモアの絵本です。イラストはモノトーンでシンプルな、いわゆる漫画のタッチで描かれています。合計100匹はいるであろうとぼけたウサギたちが、毎ページごとに様々な方法で死のうとします。中にはすでに焼け死んでいたり骨になっていたりするウサギもいれば、このままだと確実に死んでしまうだろうという死の一歩手前のウサギもたくさん登場します。４コマ程度で致命傷を負うまでのウサギの変遷が描かれたりもします。とにかく「こうやったら死ぬのではないか」というアイデアの豊富さに驚かされます。作者はアニメーション脚本家なので、アイデアを搾り出すことが得意なのかもしれません。切腹している侍の後ろで一緒に刺さっているウサギまで登場します。ほとんどは現実離れしていて突飛なものばかりなので、あくまでブラックユーモアとして楽しむことができます。<br />
　イギリスを始めとしてエルトン・ジョンなど著名人達にも賞賛されているようですが、この絵本はただ「自殺願望のウサギ」という奇抜なアイデアが良いだけではありません。一瞬にして見る人にウサギの運命を直観させるイラストの表現が巧みです。１枚１枚はとてもシンプルなのに、それぞれのシーンごとに前後に広がるストーリーを感じさせます。</p>

<p>続編<br />
 → <a href='http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ASIN=4899980698&tag=ehonnarabe-22&lcode=xm2&cID=2025&ccmID=165953&location=/o/ASIN/4899980698%3FSubscriptionId=1BZ70VTEGSKBJMP75Z02/ref=nosim' target='_blank'>『またまた自殺うさぎの本　まだまだ死にたいうさぎたち』</a></p>

<p>英語版<br />
 → <a href='http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ASIN=0452285186&tag=ehonnarabe-22&lcode=xm2&cID=2025&ccmID=165953&location=/o/ASIN/0452285186%3FSubscriptionId=1BZ70VTEGSKBJMP75Z02/ref=nosim' target='_blank'>『The Book of Bunny Suicides』</a>（Fluffy little bunnies that just don't want to live anymore）<br />
 → <a href='http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ASIN=034083403X&tag=ehonnarabe-22&lcode=xm2&cID=2025&ccmID=165953&location=/o/ASIN/034083403X%3FSubscriptionId=1BZ70VTEGSKBJMP75Z02/ref=nosim' target='_blank'>『Return of the Bunny Suicides』</a>（続編）</p>

<p>自殺うさぎのポストカード<br />
 → <a href='http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ASIN=4899980817&tag=ehonnarabe-22&lcode=xm2&cID=2025&ccmID=165953&location=/o/ASIN/4899980817%3FSubscriptionId=1BZ70VTEGSKBJMP75Z02/ref=nosim' target='_blank'>自殺うさぎのポストカード</a><br />
</p>]]>
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<title>ルリユールおじさん</title>
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<modified>2008-02-01T13:20:58Z</modified>
<issued>2008-02-02T13:09:54Z</issued>
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<summary type="text/plain">ソフィーは植物図鑑が好きで繰り返し読んでいたのですが、ついに壊れてしまいました。ソフィーはパリの街の中を歩き回り、本を直してくれれる人を探しました。そしてルリユールという人が本を直してくれることを知りました・・・。</summary>
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<![CDATA[<p>　パリを舞台に、本作りの作業工程をすべて手作業で行う職人ルリユールと女の子ソフィーの触れ合いを描いた作品です。青色を効果的なアクセントとして使っているイラストが印象的です。パリの街並みを描いた数々のイラストや、ごちゃごちゃしたルリユールおじさんの工房のイラストや、手をクローズアップして細かな手作業を描いたイラストなど、どれも力作ばかりだと感じました。56ページに渡って、存分に伊勢英子さんのイラストの世界を楽しむことが出来ます。<br />
　また、この絵本は良質な洋書絵本のような雰囲気があります。伊勢英子さんの絵本は何冊か読みましたが、これが一番気に入りました。ストーリーの構成やイラストの構成などすべてが、一般的な絵本の枠を飛び越えて自由に創作されています。まるで大人が味わうための短編アニメーション映画のようだと感じました。そういう意味で元々短編アニメーション映画から作られた絵本『<a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/131.php'>木を植えた男</a>』や『<a href='http://www.ehon-narabe.com/archives/indiv/33.php'>岸辺のふたり</a>』に共通する雰囲気を感じました。また、特に主人公のソフィーの表情などを見ていると、少し日本のアニメーション映画のイラストも思い出させます。<br />
　この絵本では、こわれた本を直して物を大切に扱う気持ちも感じることができますし、今は少なくなっているひたむきな職人の技に感動することもできます。さらに、本を直す工程で、本の構造についても詳しく描かれるので、「この絵本の構造はどうなっているのだろう」と新しい興味も喚起されます。もちろん、女の子と職人のおじさんとの心温まる交流にも癒されますし、イラストも見応えがあります。このように見所がたくさんある作品です。</p>]]>
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