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とってもお茶目でかわいらしい子供達が、レストランや電話や乗り物などの機会を想定したマナーごっこをしたり、マナー失格の状態を実演したりしながら、楽しくマナーを教えてくれます。こんな素敵なマナーの絵本があることはすばらしいです。ページの下の方にいつも登場する小鳥と亀がいて、気の利いたコメントをしてくれるので、楽しい雰囲気をさらに高めています。
意外と守られていないし、意識されることのないマナー。このようにはっきりと学ぶことによって、はじめて気をつけることができます。ただ怒られるのがイヤだからおとなしくしている子も多いかもしれませんが、それではマナーが根を張っていません。すぐに自分勝手な大人になってしまいます。大事なのは「他の人の気持ちを考える」という行動基準で、心地よく社会を生きていく最良の方法としてマナーが使われることです。その最たるものが「After You:お先にどうぞ」の章で、少し待って他の人にゆずる事は、心のゆとりと優しさを象徴していると思います。
日頃よく見るひそひそ話しも、関係の無い人に不快感を与える可能性があるので、マナー違反だということが分かります。さらに、どぎつい事を言ったり、からかったり、順番を守らない子がいたら、それももちろんマナー違反です。でも強いものが良しとされる現代の風潮だと、マナーの無い子が逆に「かっこいい」とされたり、言い負かせないと弱い子だとされるのが現状だと思います。不快感を与えることはマナー違反であることを、改めてしっかり教える必要を感じます。
この絵本は、英語版はそのままに、日本語の翻訳もじゃまにならないように書き加えられています。
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