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マサチューセッツ州の森(広葉樹林)を舞台に、森がどのように成長し、どのように動物や植物が変化していくかを描いた絵本です。森の成長ぶりが手に取るように伝わってくるので、興味を絶やさずに読み進めることができます。イラストは白黒ですが、とても描写的で精密です。森に育っていく植物や、集まってくる動物たちについても詳細に説明されています。農夫一家によって何も無い緑の地に開拓された場所に、2、3年目には、タンポポ、アキノキリンソウ、ハコベ、綿毛のさやをもったミルクソウ、ブタクサ、花の真ん中が黒いオオハンゴンソウなどいろんな草が覆います。その後、コゴボウやノイバラが雑草の中に生え、しめっぽい草むらができあがります。そしてブラックベリーが生え、ウタスズメ、ボボリンク、ネコマネドリなどの小鳥がそれらを食べにやってきます・・・。その後も5年後、15年後、40年後、50年後、80年後、100年後、150年後、200年後と、どのように大きな森にまで育って、どんな生態系が出来上がっていくかを、無数の植物や動物の固有名詞をあげつつ、細かく描写していきます。最後のほうには、以前の農夫のように土地を開拓しようとはせず、森と共に暮らすために家を建てる人間が住み着くのも面白いです。大きくわけて森の成長には3段階あること、成長した森には5つの層があることなどが最後にまとめられおり、木の皮をはいではいけないなどの「森の中での規則」など課題もまとめられています。森は時間をかけて育った生き物の集まりであることが分かり、森を見る見方にも変化が生まれます。
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