げんきをだしてウィリアム  < 西洋の作家 >  
絵本のデータ
『げんきをだしてウィリアム』 げんきをだしてウィリアム
(Willem is verdrietig)
著者(文章): ヒッテ・スペー (Gitte Spee)
著者(絵): ヒッテ・スペー (Gitte Spee)
翻訳者: 野坂悦子 (Etsuko Nozaka)
出版社: 金の星社 (1996/05)
ISBN: 4323015119
 
ページ数: 25ページ 縦: 258mm 横: 205mm
対象年齢: 5歳ぐらいから  文字数: ふつう
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おすすめ度: 
定価: ¥ 1,260
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  テーマ: 成長する、がんばる絵本    主人公: くま
   感動度 中  知識学び度 低  笑い度 低  悲しさ度 中
   ユニーク度 低  しつけ度   わくわく度 低  いやし度 
   絵の精密さ 中  絵の美しさ 中  絵のかわいさ   デザイン性 
  ストーリー

ウイリアムは、自分がのろまで、ふとっちょで、かっこがわるいと思っています。おもてに出たくないのでずっとおうちにいます。お友達が遊びに誘いに来ても、あわててカーテンの中に隠れます。でもおなかがすくと、こっそりと変装して森の赤い実を食べに出かけます。ウイリアムが赤い実を食べていると、昼間誘いに来た友達が近寄ってきました・・・

  この絵本について

 自分の見た目に劣等感を持つくまの子が、友達の協力で前向きにがんばれるようになる姿を描いた絵本です。ウイリアムが悲しい夢を見て、ためいきをつきながら目覚める所から絵本は始まります。表情はいつも不安げで、鏡をみてさらに劣等感をつのらせます。誰にも見つからないように隠れ、家に引きこもって外に出ようとしません。でもある事件をきっかけに、友達に正直に劣等感を告白することになります。友達は一緒に悲しんでくれて、一緒にウイリアムのためにどうしたらよいかを考えてくれます。
 ウイリアムは劣等感に悩んで、友達との接触を怖がり、ひきこもっています。ふとっていて、かっこがよくないことを、あらためて他者から指摘されることをとても怖がっている様子が伝わってきます。でも、本当は友達も優しくて、ふとっていることも正直に認めますが、一緒に悩みの克服にも力を貸してくれます。このような関係が友達との間に築くことができれば、とても素敵だと感じさせます。日本では劣等感がいじめを呼んでしまうこともあるので、このような素敵な関係を築くのはなかなか難しいかもしれません。いじめもほとんどなく、子供の頃から自立しているといわれるオランダならではの絵本なのかもしれません。

絵本 マッチング
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更新日: 2008年06月21日

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