でも すきだよ、おばあちゃん  < 西洋の作家 >  
絵本のデータ
『でも すきだよ、おばあちゃん』 でも すきだよ、おばあちゃん
(My Gran's Different)
著者(文章): スー・ローソン (Sue Lawson)
著者(絵): キャロライン・マガール (Caroline Magerl)
翻訳者: 柳田邦男 (Kunio Yanagida)
出版社: 講談社 (2006/8/10)
ISBN: 4062830035
 
ページ数: 32ページ 縦: 287mm 横: 215mm
対象年齢: 5歳ぐらいから  文字数: 少ない
(上記サイズなどの情報はエディションによって違う場合があります)
 
おすすめ度: 
定価: ¥ 1,575
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  テーマ: おじいちゃん、おばあちゃん    主人公: おばあちゃん
   感動度 中  知識学び度 低  笑い度 低  悲しさ度 中
   ユニーク度 低  しつけ度 低  わくわく度 低  いやし度 
   絵の精密さ 中  絵の美しさ   絵のかわいさ 中  デザイン性 中
  ストーリー

ソフィーのおばあちゃんは、ショートケーキを作るのが上手だ。でも、ぼくのおばあちゃんはケーキをつくれないんだ。ジョンティのおばあちゃんは、毎週電車にのってサッカーを見に行く。でも、ぼくのおばあちゃんはサッカーを見に行くことはできないんだ。クレアのおばあちゃんは、庭の手入れをしたり草花を育てている。でも、ぼくのおばあちゃんは・・・。

  この絵本について

 認知症のおばあちゃんに焦点を当てためずらしいテーマの絵本です。主人公の男の子は自分の友達のおばあちゃんのことを思い出します。サッカーを応援しにくおばあちゃんや、庭の手入れの好きなおばあちゃん、ケーキ作りの上手なおばあちゃん、編み物の好きなおばあちゃん、絵の教室を開いているおばあちゃんなど、色んなおばあちゃんがいます。中にはもうおばあちゃんが亡くなっている友達もいます。でも男の子のおばあちゃんはそのどのパターンにもあたりませんでした。いつも窓の外をじっと見つめているだけの、ちょっとかわったおばあちゃんなのです。
 この絵本の左のページには男の子が一人で考えているシーンが描かれ、右にはお友達の様々なおばあちゃんの姿が次々に描かれます。翻訳者のあとがきにも書かれているように、左の男の子のシーンだけ後でぱらぱら見返してみると、男の子が一人で考え事をしながらおばあちゃんの家に向かっていることに気づきます。9人の友達のおばあちゃんを思い出したあと、おばあちゃんの家に着くシーンになります。そして男の子は大好きなおばあちゃんにそっと寄り添います。
 淡い水彩画によって描かれたイラストをながめるだけでも、男の子のおばあちゃんに対する愛情が伝わってきます。多くを語りすぎず、余韻の残る味のある絵本です。翻訳者が「高齢化社会の今の時代へのみごとな贈り物といえよう。私は深い感動をおぼえつつ、翻訳しました。」と書いていますが、それに納得させられます。

絵本 マッチング
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更新日: 2008年03月09日

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