あいしているから  < 西洋の作家 >  
絵本のデータ
『あいしているから』 あいしているから
(Mole and the Baby Bird)
著者(文章): マージョリー・ニューマン (Marjorie Newman)
著者(絵): パトリック・ベンソン (Patrick Benson)
翻訳者: 久山太市 (Taichi Hisayama)
出版社: 評論社 (2003/10/10)
ISBN: 4566007634
 
ページ数: 26ページ 縦: 251mm 横: 280mm
対象年齢: 5歳ぐらいから  文字数: 少ない
(上記サイズなどの情報はエディションによって違う場合があります)
 
おすすめ度: 
定価: ¥ 1,365
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  テーマ: 愛情や恋愛の絵本    主人公: きつね、たぬき、もぐら系
   感動度 中  知識学び度 中  笑い度 低  悲しさ度 中
   ユニーク度 低  しつけ度   わくわく度 中  いやし度 
   絵の精密さ   絵の美しさ 中  絵のかわいさ   デザイン性 
  ストーリー

巣から落ちたひなどりを見つけたモールくんは家に連れて帰りました。ひなを育てるのは難しいけど、死なずに大きくなっていきました。小鳥を自分のペットと思っているモールくんに、ママが小鳥は野生の生き物で、空に飛び立つ準備をしていることを教えてくれます。でもモールくんは、小鳥を手放すことができません・・・

  この絵本について

 どんなにかわいがっていても、いつかは手放さなくてはいけない場合がある事を、やさしく教えてくれる絵本です。もぐらの子供モールくんは野生の小鳥を育て、愛情を注ぎます。でも育てているうちに愛着を覚えてしまい、大きくなった小鳥を自由にさせてあげることができません。飛び立とうとしている小鳥を、かごに閉じ込めようとします。ママやパパが野生の小鳥であることを説明しても、モールくんは理解することができません。
 子供にとって野性の生き物を育てるという経験はめったにありません。そのため、どれだけ愛情を注いでも最後には自分のものにはならないことを理解するのは難しいことです。大人でも、わが子をいつまでも自由にできない子離れのできない親がいたり、愛する人を自分のものにできずに追い掛け回すストーカーがいたりします。子供だけではなく大人でも理解することの難しいこのテーマを、もぐらの子を擬人化して表現することで、すんなりと受け入れさせる力を持たせています。
 この絵本ではモールくんに無理に言い聞かせることはなく、自分で何が大切なのかを気づくまで待ちます。モールくんはおじいさんと丘の上を一緒に散歩したとき、自由に飛び回る鳥を見て、よやく小鳥にとって何が重要なのかに気づきます。自らすすんでやろうと思わない限り、本当の意味での理解はありえないことが分かります。モールくんは悲しくなりましたが、同時に後から暖かい気持ちも広がるという大切な経験をします。

Mole and the Baby Bird(オリジナル洋書版)

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更新日: 2008年01月06日

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