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一度着たいと思ったら絶対に信念を曲げない、自立した女の子の愛らしい絵本です。エラ・サラが選んだのは、ピンクの水玉模様のパンツと、オレンジと緑の花柄のドレスと、紫と青のしましま靴下と、黄色い靴と、赤い帽子という、まったく色もスタイルも統一感の無い組み合わせです。お母さんも、お父さんも、お姉さんも、それぞれ自分が着ているような格好が一番良いとエラ・サラにアイデアを提供するのですが、エラ・サラの意見は変わりません。"I want to wear my pink polka-dot pants, my dress with orange-and-green flowers, my purple-and-blue striped socks, my yellow shoes, and my red hat."と、繰り返し主張します。着替えてみると確かに派手ですが違和感が無く、さらにエラ・サラの3人の友達は、もっと個性的な格好でエラ・サラの家にやってくるのです。その瞬間に、エラ・サラが間違っていなかったことが証明されるのです。
イラストは版画のテクニックを駆使して、カラフルで生き生きとエラ・サラの動きを表現しています。エラ・サラより大きな、お父さん、お母さん、お姉さんは足から胴体までしか描かれておらず、顔は見えません。あくまでエラ・サラの仕草を中心にして描かれています。最後のページには文字が一切無く、見開きいっぱいにエラ・サラを含む4人のカラフルに着飾った子供達が楽しそうにお茶会している様子が描かれていており、とても印象的な終わり方です。この絵本はすぐれたイラストの絵本に贈られる2004年のコールデコット賞オナーに選ばれています。作者自身も、夫とドレスアップ好きな2人の娘と暮らしているそうです。
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