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インド神話に登場するハヌマンの、誕生と子供時代のエピソードを描いた絵本です。ハヌマンをはじめ、風の神ワーユー、その奥さんのアンジャーナ、1000の目を持つ神々の王インドラ、象のアイラーバタなど、インドの神話に出てくるキャラクターが登場します。ハヌマンはヒンドゥー教の聖典ともなっている古典叙事詩『ラーマーヤナ』に登場するキャラクターです。風神ワーユーと、猿王の妻アンジャーナの元に生まれたとされ、猿として描かれれます。ハヌマンは中国にも伝わり、『西遊記』に登場する孫悟空のモデルになったともいわれています。
この物語で、乱暴が過ぎるハヌマンは、神々の王インドラによって罰せられ、一時は危篤状態にまで陥ります。でも風神ワーユーによる息子ハヌマンを思う強い気持ちが、ハヌマンを危機から救います。最後に「ハヌマンはたくさん立派なことをしましたが、それはラーマーヤナという物語に書かれています。今もインドの国の人々はハヌマンの物語をとても大切に語り伝えています。」と締めくくられています。
「ラーマーヤナ」は、これまで数多くの芸術作品、映画などの題材としても取りあげられており、インドのみならず東南アジアの各地にも深く浸透しています。この歴史的、文化的、宗教的にも重要な古典作品に、子供たちが親しみと興味を覚えることができる、導入編のような作品となっています。カラフルでインパクトの強いイラストも印象的です。
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