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6才のエロイーズは、ニューヨークのど真ん中にある超高級ホテルに住んでおり、誰もがうらやむような暮らしをしています。でもエロイーズはただのお金持ちのお嬢様ではありません。おてんばで、遊び心にあふれた女の子です。時間も興味も人一倍もてあましているエロイーズにとっては、ホテルはなによりも遊びに満ち溢れた場所です。毎日飽きないほどパーティーなどのイベントや、いろんな仕事をする人々、誰も知らない隠れ家的な場所がたくさんあって、まったく飽きる様子はありません。ただ、こんなににぎやかな生活の中にも、いつも一人遊びしなくてはいけないエロイーズの孤独な一面も感じさせます。
筆者は女優のケイ・トンプソンです。シャネルなどの高級品や、ルームサービス、乳母に家庭教師などエロイーズに関する様々な贅沢を自然と描けたのは、多彩で華やかな世界に住む女優ケイ・トンプソンならではと想像します。
舞台となった「プラザホテル」は現在も人気の高い、伝統のある超高級ホテルです。この絵本が出版されたのは1955年ですが、現在もプラザ・ホテルにはこの絵本の主人公「エロイーズ」の肖像画が飾られているそうです。歴史の教科書にも出てくる1985年の「プラザ合意」は、このプラザホテルで会議が行なわれたことから名付けられました。また、『北北西に進路を取れ』『めぐり逢えたら』『ホーム・アローン2』をはじめ、数多くの映画のロケ地としても有名です。
「エロイーズ」はパリやモスクワにも行きます。
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