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自分が悪くないときにも、すぐに「すみません、ごめんなさい!」とあやまってしまう、『こしぬけウィリー』のシリーズ第4作目。ウィリーは、サッカーチームの他のメンバーと比べても、体がとても小さくてひ弱な印象のゴリラの子です。性格はまじめな上に几帳面で、歩道を歩くときは、縁起をかつぐためにつぎ目を踏まないように最高に気を使います。家でも階段を必ず数えながら上がったり、夜寝る前や朝起きてからのしたくは、きっちり決まった順序でやらなくては気がすみません。
そんなウィリーでも、不思議な魔法のサッカーシューズのおかげで、大活躍することになり注目されます。でも、せっかく初めて試合に出るチャンスを得たのに、前の晩になかなか寝付くことができず、朝寝坊してしまいます。歩道のつぎ目を踏むのも関係なく、サッカー場へと大急ぎで走ります。試合には間に合ったものの、不思議な魔法のサッカーシューズを忘れてきたことに気づきます。でも、ウィリーはちゃんとシューズが無くても大活躍することができるのです。もう細かいことを気にすることの無い、一味違ったウィリーにそっと成長を遂げます。
アンソニー・ブラウン独特の、リアルなゴリラの表情とかわいらしいユーモアを兼ね備えた、不思議な画風のイラストの世界が魅力的です。几帳面でひたむきなゴリラの子は、強い親しみを感じさせ、応援したくなるキャラクターです。サッカーを通じて、不安な気持ち(強迫観念)や劣等感を乗り越える様子をさわやかに、そして想像力豊かに描いています。
英語版→ 『Willy the Wizard』
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