トッケビのこんぼう  < アジアの作家 >  
絵本のデータ
『トッケビのこんぼう』 トッケビのこんぼう
(The Magic Stick of Plenty)
著者(文章): チョン・チャジュン (Chong Cha-jun)
著者(絵): ハン・ビョンホ (Han Byong-Ho)
翻訳者: 藤本朝巳 (Tomomi Fujimoto)
出版社: 平凡社 (2003/7/20)
ISBN: 4582831710
 
ページ数: 38ページ 縦: 256mm 横: 218mm
対象年齢: 5歳ぐらいから  文字数: ふつう
(上記サイズなどの情報はエディションによって違う場合があります)
 
おすすめ度: 
定価: ¥ 1,575
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  テーマ: 民話、昔話の絵本    主人公: 男の人
   感動度 低  知識学び度 低  笑い度 中  悲しさ度 低
   ユニーク度 中  しつけ度   わくわく度 中  いやし度 中
   絵の精密さ 中  絵の美しさ 中  絵のかわいさ 中  デザイン性 中
  ストーリー

昔々、貧乏ながら正直に暮らしている一人の若者が、山へたきぎをひろいにでかけました。日が暮れようとするころに、森の中に壊れかけた山小屋をみつけ、今夜はそこにとまることにしました。ところがそこはトッケビのすみかだったのです。真夜中になるとトッケビたちが集まり、こんぼうで床をたたいて、金貨・銀貨をざくざくだしました。正直な若者は影に隠れてぶるぶる震えながら見ていましたが、あまりにお腹がすいたのでハシバミをかむと、「ガラガラ!」かみなりのような音がなりひびき・・・

  この絵本について

 絵本の表と裏からそれぞれ始まる2つのお話が、絵本のちょうど真中でつながる、とてもユニークな形態の韓国昔話です。表からは貧乏で正直な若者のお話が始まり、トッケビ(鬼)のこんぼうを手に入れてお金持ちになるまでを描きます。裏からは続きのお話として、欲張りな若者のお話が始まります。続きの欲張りな若者のお話を読み終え、最後に真中で絵本が交わるとき、パズルが組み合わさったようなしっくりとした感覚を味わうことができます。(表と裏のお話は反対向きになっているので、表を読み終わった後に、間違えて続けて裏のお話の終わりから読んでしまうことはありません。)
 お話自体は韓国の昔話で、日本のおむすびころりん(ねずみじょうど)のように、無欲で正直な若者が思いがけない富を得る一方、真似して儲けようとする欲張りな若者が痛い目にあうという古典的な内容です。人間を2タイプに分け、正直者は報酬を得て、欲張りは痛い目に合うという、道徳の基本を明確な結果の比較で体験します。
 翻訳者の解説にあるように、韓国に古くから伝わる伝統的絵画様式を受け継いだイラストも魅力的です。絵本らしいかわいらしさと暖かさを備えていながら、時に荒々しい表現力も出しています。カラフルながら少しにごった感じの色合いも味があります。

絵本 マッチング
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  100曲以上の交響曲を残し「交響曲の父」と呼ばれるハイドン。その中でも最も有名な交響曲の一つです。古典派の大変均整が取れ完成された音楽の中に、「驚愕」の要素(第2楽章の突然のフォルテッシモ)が楽しい交響曲です。
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  「展覧会の絵」はロシアの作曲家ムソルグスキーによってピアノ組曲として作曲され、フランスの作曲家ラベルがオーケストラ版に編曲して有名になりました。友人の画家ガルトマンの遺作展覧会で見た10枚の絵の印象を音楽で表現しています。「古城」「雛の踊り」「キエフの大門」など個性的な10曲の音楽に加え、自分自身が展覧会場を歩き回る姿を描写したような「プロムナード」のテーマをはさんむことで、全体的に統一感が与えられています。曲ごとに七色に変わる表情豊かな音楽は、ムソルグスキーの多彩さとセンスの良さを感じさせます。
定価: ¥ 1,000
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更新日: 2006年06月12日

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