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韓国で愛読されるハングル文字を学ぶための絵本です。いわゆるハングル文字のABC絵本ですが、通常のABC絵本が個々の文字ごとに独立した内容であるのとは違い、赤い汽車が進んでいくという一つの物語になっているところがこの絵本を親しみやすくしています。見開きごとに主役となる子音があり、それをなるべく多く使った一文が続きます。日本語にたとえて言うと、ア行、カ行、サ行・・・、と続いていきます。ハングル文字の文章はそのままのっており、カタカナでふり仮名もあるので、はじめての人でも声に出して読んでみることができます。
ハングル文字の文章の下には、日本語の優しい訳もついています。たとえば1つ目は「ながいながいきしゃが」などです。ハングル文字のリズムや響きは意識せず、日本語だけでも楽しめるような訳になっています。そのため、例えばハングル文字を無視して日本語だけ読んでも、赤い汽車が進む赤ちゃん絵本になります。イラストもデザイン性が高く、明るくて楽しめます。
最初には翻訳者おおたけきよみさんによる、ハングル文字の歴史などについての解説があり、最後にはハングル文字表がのっているので、はじめてハングル文字に親しむためにはもってこいの絵本です。
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