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一人で読むはじめて絵本として定番的な、ドクター・スースの洋書絵本です。著者のドクター・スースは、「ドクター」といっても学校の先生などではなく、漫画、出版、広告など幅広い分野での経歴を持つ、最も著名な絵本作家です。出版社の依頼により、基本英単語220語のみを使ったこの作品を作り上げました。それ以来、欧米の子供達はドクター・スースの絵本を読んで育つといわれるような存在になりました。
雨の降るじめじめしたシーンから始まるプロローグが、何か起こるかもしれないという期待感をあおります。そこに変なネコがやってきて、マイペースに家中を大変な大騒ぎにしていきます。魚とネコの間の緊張感や、家がめちゃくちゃになっているところに外出中のお母さんが帰ってくる緊張感など、楽しめる仕掛けがたくさんつまっています。
220語に抑えていると思えないほどの豊かな表現力です。文章は韻を踏んだりテンポ良く読めるように工夫されたりしており、一度リズムにのると歌うようにスラスラ読むことができます。ドクター・スースが現代の「マザー・グース」と呼ばれる理由がそこにあるのかもしれません。漫画家としてのキャリアもある著者だけに、文章だけでなくコミカルなイラストでも子供たちを充分にひきつけます。
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