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かわいい恐竜たちの町を舞台に、「死」に関する数々の状況において子供達をガイドする絵本です。著者のブラウン夫婦によるこの恐竜シリーズは、過去にも離婚を扱ったり(『Dinosaurs Divorce』)環境問題を扱ったり(『Dinosaurs to the Rescue』)しています(日本ではこの「死」をテーマにした絵本しか翻訳されないないようです)。今回は最も難しいテーマである「死」について、物語を語るかたちではなく、死にまつわる個々のシーンについて、状況と様々な対応方法を個別に描いています。
テーマはとても広く包括的で、「どんな原因で死ぬのか」という様々な死の原因となる状況の描写から始まって、死に対する色々な対応、死を経験した友への接し方、お葬式の種類、死んだ後の話まで含まれています。それぞれに対して、具体的な反応や種類などが描かれています。どの方法が正しいかという議論より、より多くの事実をやさしく提示して、どれも正しかったり間違ったりしているわけではないことを理解させてくれます。対象はペットから知り合い、親までと幅広く、どれも均等に扱われています。ストレス無く、死について考えることのできる、貴重な絵本です。
イラストはにぎやかで親しみやすいタッチで、恐竜たちの世界が細やかに描かれています。その雰囲気が「死」というテーマの重さを和らげて、子供達でも受け入れられる内容になっています。文章も子供達が分かるように、大変やさしく語られています。そして文章以上にイラストが色んなことを語り、死について考える素材として広がりのある絵本になっています。例えば、小鳥が死んで悲しんでいる女の子たちの横で、男の子たちが「バン、バン、君は死んだ!」とカウボーイごっこをしている様子などです。
目次:
生きているって、どういうこと?
なぜ、人は死ぬの?
死ぬって、どういうこと?
だいすきな人が、死んだとき
まわりの友だちが、してあげられること
お別れ
儀式をおこなう
死んだあと、どうなるの?
死んだ人を、いつまでも、わすれないようにするには
用語解説
英語版 → 『When Dinosaurs Die: A Guide to Understanding Death』
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