やくそくするね。  < 日本の作家 >  
絵本のデータ
『やくそくするね。』 やくそくするね。
著者(文章): 杉本深由起 (Miyuki Sugimoto)
著者(絵): 永田萠 (Moe Nagata)
出版社: BL出版(ブックローン含む) (2002/12/10)
ISBN: 4892385387
 
ページ数: 32ページ 縦: 265mm 横: 215mm
対象年齢: 小学生から  文字数: ふつう
(上記サイズなどの情報はエディションによって違う場合があります)
 
おすすめ度: 
定価: ¥ 1,470
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  テーマ: 戦争、社会問題の絵本    主人公: 女の子
   感動度   知識学び度 低  笑い度 低  悲しさ度 
   ユニーク度 低  しつけ度 中  わくわく度 低  いやし度 中
   絵の精密さ 中  絵の美しさ   絵のかわいさ 中  デザイン性 
  ストーリー

ノリコのお兄ちゃんは3つも上の小学五年生やのに、「ちこくの王様」ってよばれている。今日もツバメのヒナが落っこちたので巣に戻してたら遅れたみたい。お兄ちゃんの夢はレンジャーになること。レンジャーは自然保護官で、動物や植物を守る人。お兄ちゃんはサンタさんのかわりに私に手紙の返事をくれたり、お母さんが風邪をひいたときに新聞配達のお手伝いをしてくれる。やさしくて頼もしいお兄ちゃん。そんなとき突然1月17日に起こった阪神大震災。その日も新聞配達していたおにいちゃんはガレキの中で見つかった。息はもうしていなかった・・・。

  この絵本について

 阪神大震災をテーマにした、悲しくて感動的な作品です。「死んだ子の魂が小鳥になる」という伝説を踏襲しているところが、広島の原爆をテーマにした『まちんと』を強く思い出させます。ただ、『まちんと』がもっと芸術的な完成度を感じさせる一方、この絵本はもっと親しみがあり、読者にやさしく語りかけてくる気がします。
 レンジャー(自然保護官)になる夢をもった動物好きで妹思いの優しいお兄ちゃんのことを妹の立場から描くことによって、阪神大震災がどれだけ尊い命を奪った悲しい出来事だったのかを再認識させてくれます。死別という非常に悲しい出来事であるはずなのに、さわやかで客観的に描かれているため、自然と主人公の女の子が前向きに進んでいく姿を見守ることができます。最後のルミナリエの美しいイラストは、死が昇華されていくかのようです。
 この絵本では「神戸ルミナリエ」の絵がとても美しく、印象的に使われています。ルミナリエはイタリアのアートディレクターと神戸市在住の作品プロデューサーによる「光の彫刻作品」です。「阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めると共に、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年12月に初めて開催された」とされています。(阪神・淡路大震災は今から11年前の1995年1月17日5時46分に起こりました。)この絵本は2001年のルミナリエを描いていると注意書きがあります。ルミナリエは毎年テーマが違い、2001年度は「星の願い(デジデリオ)」がテーマだったそうで、メイン会場のみで519万人の人が集まりました。なお、東京ミレナリオの方は、ルミナリエと同じプロデューサーにより、1999年に千年紀を記念して開かれたそうです。

阪神大震災をテーマに描かれた別の絵本に、『1000の風・1000のチェロ』((いせ ひでこ作)があります。被災者でない男の子が、同じチェロの教室に通う神戸から来た被災者の女の子や、練習会場で出会った被災者のおじさんに影響され、自分が大切なペットをなくした経験と重ね合わせたりしながら、阪神淡路大震災復興支援チャリティーの「1000人のチェロ・コンサート」に参加する、さわやかな雰囲気の作品です。

絵本 マッチング
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著者(文):マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット 著者(絵):マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット 翻訳者:うちだややこ
出版社:くもん出版(2003/3/18)
定価: ¥ 1,365
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更新日: 2006年01月17日

これまでのコメント

こんな絵本があるなんて知りませんでした。
読んでみたいです。

投稿者 ゆうしん@Frisbee : 2006年01月17日 10:00

コメントありがとうございました。『やくそくするね。』はとっても感動する絵本なので、ぜひ読んでみてくださいね。

投稿者 管理人 : 2006年01月18日 10:51


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