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おやすみ前の絵本、ベッドタイム・ブックとして定番的存在の絵本です。作者は絵本の母とも言われる、マーガレット・ワイズ・ブラウンです。もうベッドに入った子ウサギは、まだ目が覚めている様子です。お部屋の中の物、風船、絵の額、おかゆの茶碗などすべての物を、一つずつ確認していきます。お部屋全体をカラフルに描いたページと、部屋の中の物一つ一つにフォーカスをあてた白黒のページが繰り返されていく形式です。子ウサギは部屋の一つ一つに「おやすみ ふうせん」「おやすみ いすさん」とお休みをたくさん言います。そうしているうちに部屋全体のカラフルなページが、子ウサギにも読者にも気づかれないように、少しずつ暗くなっていきます。最後には子ウサギは寝てしまいますが、部屋もすっかり暗くなっているので、窓の外のお月様と星は不思議とまぶしいほどに輝いて見えます。
詩のような文章と、巧妙なイラストによる効果がすばらしく、絵本における傑作中の傑作です。1947年に作られた一つの芸術品として、今後も親しまれていくことに間違いありません。
かわいいウサギのスリッパがトートバックに入ったグッズつきのバージョン(洋書)
→ 『Goodnight Moon: Board Book and Slippers』
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