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この絵本は、チャイコフスキーの代表作、バレエ音楽「白鳥の湖」を元にしています。この最も有名なバレエ曲のお話は、チャイコフスキーが妹のアレクサンドラの子供たちのために作ったおとぎ話のダンス曲を元に作成され、ハッピーエンドの物語として1877年に完成されました。しかしながら初演は失敗し、ダンスの難しさなどから、なかなか支持されませんでした。そして現在最も親しまれているのは、チャイコフスキーの弟モデストが兄の死後に物語を「悲劇」に改定し、1893年に復活させたバージョンです。
イラストでも高い人気を誇るリスベート・ツヴェルガーが、オリジナルのチャイコフスキーによるハッピーエンドのお話に共感し、それをベースにこの絵本は描かれています。その著者のオリジナル版に対する気持ちは、末尾のAuthor's Noteに書かれています。美しいながらに物悲しさを感じさせるツヴェルガーの絵と、優雅な斜体の英語フォントの文字に加え、毎ページにある楽譜のデコレーションなどすべてが、クラシカルで贅沢なおとぎ話の雰囲気を余すことなく伝えています。
『Swan Lake』(リスベート・ツヴェルガー)の日本語版
→ 『白鳥の湖』
『はくちょうのみずうみ』 いわさきちひろさんの絵による、やさしい白鳥の湖。
→ 『はくちょうのみずうみ』のエントリー
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