ちからたろう  < 日本の作家 >  
絵本のデータ
『ちからたろう』 ちからたろう
著者(文章): 今江祥智 (Yoshitomo Imae)
著者(絵): 田島征三 (Seizou Tashima)
出版社: ポプラ社 (1967/06)
ISBN: 4591003787
 
ページ数: 36ページ 縦: 265mm 横: 210mm
対象年齢: 5歳ぐらいから  文字数: ふつう
(上記サイズなどの情報はエディションによって違う場合があります)
 
おすすめ度: 
定価: ¥ 1,050
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  テーマ: 民話、昔話の絵本    主人公: 男の子
   感動度 低  知識学び度 低  笑い度   悲しさ度 低
   ユニーク度   しつけ度 中  わくわく度   いやし度 低
   絵の精密さ 低  絵の美しさ 低  絵のかわいさ 中  デザイン性 中
  ストーリー

とんとむかし、じいさまとばあさまがひさびさに風呂に入ると、こんび(あか)がでるわでるわ、ぼろんぼろんとれた。ふたりはそれを集めて小さな人形をつくり、こんびたろうと名づけた。こんびたろうはまんまをどっさり食って、いつか百かんめのかなぼうをもった、でかくて力強い若者になった。こんびたろうは、ちからたろうと改名して、どんくらい人の役に立てるか試しに旅にでた・・・。

  この絵本について

 とっても力強く荒々しい、昔話の絵本です。方言と擬音語のオンパレードです。この絵本を読んでいると、自分が日本人である事と、日本人は昔話が大好きであることをしみじみ体感することができます。丁寧できれいに仕上がった西洋絵本とは正反対の存在です。
 特に朗読すると、その魅力に取り付かれてしまいそうです。一例を本文から引用すると、「んぎゅ、むう。そいつは、ぶはっと みどうっこたろうと こいしたろうをはきだすと、ぼかぼかぼかっと・・・」 こんな感じで調子よく読んでいると、孫に昔話を語るじいさまやばあさまになった気になります。
 普通の絵本にはない、日本語の言葉自体のおもしろさ、絵のド迫力と泥臭さ、お話(物語)の楽しさを痛感します。絵を描いている田島征三さんの解説を引用すると、子供の頃に村の年寄りから聞いた昔話を、「おとぎ話として絵本になっているものよりは、ずっと面白いし、幼い心をとらえるものでした。」と言っており、「お子さま用のお上品な、気の抜けた魅力のない絵本は、害にも益にもならないのです。」と厳しく指摘しています。また、「在所の年をとった百姓のじいさまやばあさまの、方言丸出しの昔話のなかには、わたしたちの祖先のバイタリティー(生命力)とユーモアがあふれています。」と書かれていますが、それを『ちからたろう』で実感することができるのです。
 (全国学校図書館協議会選定・必読図書。なお、「つぶたろう」というたにしのおもしろい民話も、文章だけですが3ページほどで絵本内に紹介されています。)

『ちからたろう』はポプラ社の「むかしむかし絵本」シリーズ全30巻の5巻目です。「うらしまたろう」「ゆきおんな」「こぶとり」「三ねんねたろう」「いっすんぼうし」など代表的な昔話ばかりです。
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絵本 マッチング
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更新日: 2005年09月12日

これまでのコメント

こんばんは。初めてコメントいたします。
先日はこちらからの一方的なトラックバックに
トラックバック返しをありがとうございました。
いつもどんな絵本がupされているのかなと楽しみにしています。
私の絵本ブログはまだまだこれからですし
続くかどうかもわかりませんが、これからもよろしくお願いします。

投稿者 masako : 2005年09月12日 01:33

はじめまして。トラックバックとコメントをありがとうございました。トラックバックを受けるととってもうれしいので、勝手にトラックバック返ししてしまいました。これからもよろしくお願いします。

投稿者 管理者 : 2005年09月12日 11:58


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