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この絵本は子供病院の看護婦さんからスヌーピーの著者チャールズ・M・シュルツ氏に送られた手紙がきっかけになってできた絵本です。「がんと戦っている幼い子供たちのため」にと、テレビアニメとして作成され絵本にもなりました。
内容はいつも自然体の調子で、お茶目で気ままなスヌーピーが時に場を和ませながらも、「白血病」というつらい事実と向き合う子供たちの姿が描かれています。驚きなのは、このようにシリアスな題材を扱いながらも、一つも説教臭い部分が無いところです。突然病気になった友達に対して、どう対応してよいのかとまどう周りの子供たちの包み隠さない気持ちがうまく表現されています。一つ一つの会話がとてもリアルで、友達を失うのではないかという漠然とした不安に悩まされる子や、何にも考えず無神経な対応をしてしまう子、特別扱いされている様子を見て嫉妬する子など様々な子供が登場します。別に説教されるわけではなく、彼らの気持ちさえ共感してしまうのです。そういう意味で病気の友達を持った場合だけでなく、病気の子ども自身がいろいろな子の気持ちを理解するための助けにもなると思います。
このような絵本を読んでいるか読んでいないかで、上記うちどういう態度をする子になるか決まってくるかもしれません。悲しい絵本でもなく、読んで落ち込むこともありませんし、子供のうちに是非読んでおきたいです。
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